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北京de道楽

北京在住10数年の私が、北京での生活など日々の暮らしを紹介してます。
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南アフリカ ワールドカップ ポートエリザベス観光

今日も朝から素晴らしいいいお天気!朝食は9時までといわれていたので、8時半には食堂へ。こういう家族経営のB&Bだと、やっぱりちょっとホテルと違って気を遣いますね。食堂にはトーストとシリアル、ジュースがあったのでこれだけだと思っていたら、しばらくしてハリウッド映画からでてきたかのような、いかにもお屋敷にいるメイドさんっていう感じの黒人女性がでてきて卵料理の注文をとってくれました。
 
スクランブルエッグとマッシュルーム、そして焼きトマトを注文したのですが、そのスクランブルエッグのおいしいこと!この感動的なおいしさはいったい何なのでしょう?!素晴らしい!!!
 
食堂には3っつくらいテーブルが用意されているのですが、けっこうお客さんは泊まっているらしく、入れ違いにどんどん朝食を食べに来てましたがみなさん西洋人でした。きくと、スポーツ新聞の記者の人だったり、わりと長期でこの宿を利用しているそう。
 
”この辺は安全?”
 
とかってきくと、皆さん口をそろえて
 
”もちろん!!すっごく安全さ”
 
と答えてました。ほんとだいぶ日本の情報と違うわね・・。
 
朝食後は荷物をまとめてリビングへ。今日は一日ポートエリザベスを
観光することにしていたのですが、「バスは昼間でもやめたほうがいい」という情報だったのでとりあえずタクシーでいくことにしてタクシーを呼びたいといったら宿の人に
 
”バスでいったら?”
 
なんていわれました。それほど危なくないらしい。
 
でも一応無理せずタクシーを呼んでもらうことに。そしたら時間がかかるらしく今度は
 
”海岸まで散歩してきたら?”
 
と。
 
”え・・・。外を散歩?”
 
と予想外の提案をされて、思わず
 
”安全なの?”
 
ときいてしまったら、すっごいあきれた顔で
 
”safety!!”
 
と返事がかえってきました。なので、おそるおそる外を歩いてみることに。
「移動はタクシーで。夜はもちろんのこと、昼間も外はあまり
歩き回らないように」という安全情報でしたが、実際来てみるのと情報だけなのとでは本当に違うもんですね。まあ、場所によってということもあるでしょうけど。
 
今日はタンクトップに秋用カーディガン、ジーンズにソックスという格好でしたが、陽射しがきついので昼間はカーディガンでも暑いくらい。
 
外にでてみると、確かにさっきの私達の質問はあほらしかった・・・と思えるほど、西洋人のおばあさんが買い物袋を提げながら一人歩いていたり、外人さんがジョギングしていたり、いたって普通の街並みでしたわ。
 
広い道路にむちゃ広い敷地に建つ豪華なお屋敷が建ち並ぶ通りで、セレブな住宅街って感じです。どの家にも番犬がいて門は厳重ですが、いたって安全な美しい街並み。緊張してた肩の力がゆるゆるとぬけていく感じですね。
 
歩いてすぐがビーチ!さすがにこの季節泳いでいる人はいなかったけれど、きれいな海です~。海沿いにはたくさんホテルが並んでますが、その中でもホテル前にひときわ大勢の人垣ができてるホテルがありました。みな手にイングランドの国旗をもっていてどうやらここにイングランドの選手が泊まっているらしい。ベッカムもここに??!!とちょっとミーハー根性で皆さんにまざってホテル前で待ってみましたが、選手がでてくるにはまだまだ時間かかるらしく、断念。
 
通りにはいかにもワールドカップにきました!っていう人が多く、各国の旗をはためかせながら車を運転してる人や、ブブゼラを吹きながら歩いている人など賑やか賑やか!北京感覚でうっかり赤信号をわたってしまったら、車の皆さんしっかり止まってくださって、恐縮です。北京と違い、歩行者にすごく優しくて、すみません・・・って感じ。
 
一度ホテルにもどり、タクシーでドンキン歴史遺産道へ。
丘の上にある保護区ですが、丘の頂上には、初代英国ケープ植民地総督代理だったドンキン卿が、亡き妻エリザベスのために建てたピラミッドや、灯台が並んでいました。
 
まず灯台のなかにある観光案内所によって歴史遺産道の地図を買い、その後1903年創業の老舗ホテル、プロテアホテルエドワードで食事。観光案内所のお姉さんに、はじめてワールドカップ仕様の今回のネイルをほめられました。せっかくワールドカップ仕様にしても今まで誰にも気づいてもらえなかったのでちょっと悲しかったのだけれど、ここにきてやっと!ですよ。笑
 
エドワードホテルも風格漂うクラシックなホテルでしたが、レストランはシックというより古い!の一言。笑
  
お昼時なのに誰もいなくて、静かにランチを。イカの料理やサラダを注文したのですが、イカがソースのようなもので味付けしてあって意外と中華っぽい。中華を食べたことない人が中華をつくったような味というのが一番近いかな。
 
それから散策開始。保護区ということだから観光客が多いと思いきや、まったく外人の姿を見ない!道路には歴史遺産をしめす標識や、道路にはちゃんと道筋を示す矢印が書かれているのでわかりやすいのだけれど、いかんせんまったく観光客がいなくて、地元の人ばっかりだとあれだけ安全といわれてはいてもちょっと心細くなってきます。カメラはあんまり表にはださなかったけれど、少々緊張・・。
 
しかし、年代物の風格ある洋館がそれこそあちこちに建ち並んでいて、興味深いです。こんなにヨーロッパチックな建築物をたくさん見ることができるとは思っていなかったので、大興奮。
 
建物はわりと簡素な木造建築で彫刻の素晴らしい近代建築とはまた違った趣。危なく感じたことはまったくなかったけれど、でもそれほどリラックスしては歩けなかったかな~、やっぱり。
 
それにサンセットが5時半すぎくらいなので、3時になるともう肌寒い!さっきまでの暑さはどこへ?ってくらいでカーディガン一枚だとちょっと寒く感じましたね。最後にドンキンハウスといわれる坂道にそって19世紀の家々が階段状に建っている重要文化財をみてホテルへ戻ることに。
 
昨日空港からおくってもらったタクシーの運転手さんに電話してエドワードへ迎えにきてもらい、途中メインロードであるゴバン・ムべキ通りへよってもらってホテルへ。「ゴバン・ムべキ通りと駅周辺は昼間でも治安がよくないので一人歩きは避けたほうがいい」とガイドブックにありましたが、確かに降りてちょっと歩いてみるとどことなく危険な香りを感じます。ここも観光客の姿はほとんどなくて、賑やかではあるけれどちょっと恐い感じ。
 
この通りのスーパーの中に、バスのチケット交換所があって今夜のチケットをここで受け取りました。それにしても便利ですね~、いろんなところで発券が可能みたいだし。
 
でも危ないところにこそ美しい物はあるもので、この辺りの建築物はかなり素敵!それも私の好きな凝った彫刻とかがある美しく重厚な造りの建物があちこちにたってて、う~ん、歩いてみたかった!!
  
夕食用のサンドイッチをホテル近くのスーパーで調達し、荷物をピックアップしてバスステーションへ。
 
私はいわゆる大都市によくあるバスステーションを想像していて何も心配していなかったのだけれど、運転手がつれていってくれたのは薄暗い高架線の下の乗客もバスもまったくいない路地裏みたいなところ。
 
バスステーションは駅のすぐ近くにあって、「この辺りは夜は数人でも立ち入らないこと!」なんてガイドブックにかいてあるエリアで、私のなかの危険信号がブーブーと音をたててなっていました。
 
バスの発車時刻は6時半なんだけれど、早めに5時前にはついてしまったので
 
ここ?まじ?まじ?まじ???
 
とパニックになりそうになってるところへ、運転手が向かいの建物を指差して
 
”この中が待合室になってる”
 
というので、ちょっと落ち着きを取り戻しタクシーをおりて待合室へ。
 
いろいろあるバス会社の中でもわりとランクが上のしっかりしたバス会社を選んだはずなのに、この待合室はなんすか?ってくらいカウンターと椅子しかおいてない寒々とした待合室。当然観光客なんてひとっりもいなくて、アジア人の姿もなく、ローカルの黒人さん達に囲まれて、かなり目立ちながら
ひたすらバスがくるのを待つことに。
 
この待合室にいる限りにおいては、恐い感じはないし特に危ない思いもしなかったのですが、なんとここにはトイレがない!!!きいたら、駅まで歩けばあるというじゃないですか!!
 
駅??!!
 
夜は数人であっても近づかないほうがいいといわれているエリアにいけと?!ありえない!!
 
本当はB&Bで荷物をピックアップするときにトイレによっていこうと思っていたのですが、運転手さんが荷物を運んでくれることになり私に”お前はここで待っていろ”と車での待機を命じられてしまったため、トイレにいきそびれてしまったんですよね。
 
バスステーションにあるだろうと思っていたのに、まさかまさかのこの展開。どーしてもいきたかったわけではないのだけれど、いけないとなると話は別。まさか二人で荷物をがらがら引きずって駅までいくわけにもいかないし、じゃ、荷物をみててもらって一人で駅までなんてもっとできない。
 
バスがくるまでの間は本当に恐怖でした。
 
でやっとバスがやってきたと思ったらバスは何台もやってきて、おまけに乗客もどんどん集まってきて外人の姿もみえるようになってきました。みんなぎりぎりまでバス亭にはこないらしい。
 
トイレつきの大型バスで、ポーターもいるし荷物にはちゃんとタグをつけてもらえるし、その点はかなりしっかりしてましたね。
バスに乗り込んだら、なんと日本人の人がいて、突然
 
”こんばんは”
 
とか日本語で話しかけられてびっくりしました!!
 
なんでもこれから13時間かけてヨハネスへいき、そこから日本戦をみにまたバスを乗り継いでいくんだとか。がんばるなあ~。
 
夜になるともっと寒くなってきて冷気を感じます。なのにバスのなかは冷房がきいてて寒い寒い!道理でみんな毛布を持ち込んでいるわけだ。席は満席!私達の目的地グラーフライネまでは約3時間のバス旅でした。
 
しばらく走ると外はカルーと呼ばれる平原が広がっていて、見渡すかぎり
建物らしき物はまったくみえない。星がむっちゃくちゃきれいにみえるんですが、それにしてもこんなに何もないところを走ってて、ガス欠やパンクしたらどうするのかしら・・。
 
スーパーでかったサンドイッチを食べて、なんだかよくわからないインドの映画のようなDVDをみてたらグラーフライネ到着。
 
ドライブインみたいなところに止まったのですが、今夜の宿のB&Bの人が迎えにきてくれてました。彼女が運転する車にのって5分もしないでB&Bに到着。街はひっそりとしてて暗くてよくわかりませんでしたが、B&Bは高原のなかのこじんまりしたロッジみたいな雰囲気のところでした。
 
荷物を自分達でがらがらと転がしながら中庭奥にあるお部屋へ。外人さんばっかりで、皆さん中庭で飲んでましたね。外は寒いんだけどな。笑
 
しかし風が冷たいです!お部屋は板張りでカーペットがあちこちに敷いてあり、壁には電気の暖気が!寒いですもんねええ・・・
 
バスタブつきのお部屋で広くはないけれどとっても気持のいい空間。で、ここまできて南アフリカではどこも同じトイレットペーパーなのに気づきました。みんな犬の絵が描かれてるトイパーなんですよね。ジンバブエでもそうだったわ。
 
ポートエリザベスのB&Bに比べるとよりカントリー調になったという感じかしら。お風呂のお湯もしっかりでてあったまって就寝。お部屋はテレビがないんですね~。静かだわ・・。
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南アフリカ ワールドカップ ポートエリザベスへ

今日は早起きです。本日もいいお天気。空は真っ青!先に荷造りして朝食へ。朝はまたまたパンケーキ。外のテラス席にしましたが、太陽がじりじりと照りつけて暑い!
 
今日は、ジーンズにソックス、夏の半そでブラウスに夏用の七分丈の薄い羽織もので出かけます。
 
10時半に迎えの車がきて空港へ。空港へと向かう主要道路の両側はもうサバンナ。舗装されてない道が多く、土煙をあげながら人々が歩いていたり子供がかけっこしていたり。頭の上に大量の荷物をのっけて歩いている大きなお尻の女性とかは日本ではあまりみないにしろ、なんだか妙に懐かしい風景です。
 
そんな中、ちょっと走ると道の向こうに象がいるわ、サルがいるわイノシシがいるわ。サルは普通に道路を渡っていましたよ。笑
1時半のフライトなのに10時半にホテルを出発し、早いな~と思ったのですが、空港は小さくてカウンターも一つしかないので時間がかかる、かかる。空港の入り口でまたグルグル巻き機械があったので早速やってもらいました。一つUS$5もしたけれど、安全をお金で買えると思えば、ね。
 
チェックイン後は、一つだけあるコーヒーショップでお茶を飲んで飛行機を待ちました。待合室も小さいので席はすぐに埋まってしまいます。飲んだのは当然ルイボスティ~♪薄暗いコーヒーショップで、中国の田舎の空港みたいでした。
 
で、出発です。お昼は機内食をたべて、予定より早くヨハネスブルグへ到着。荷物もちゃんとでてきてホッ。
ここでは少し待ち時間があるので、ヨハネスに住んでいらっしゃる知り合いの日本人夫妻の方に来ていただいて空港前のホテルで再会!
しかし寒い!昼間とはいえ、ヨハネスではこの格好は寒いですわ。
 
インターコンチのコーヒーショップでヨハネスの暮らしをいろいろお話聞きましたが、さすがにヨハネスブルグはかなり注意が必要らしい。車じゃないと移動できないので街ではまったく歩かないのだとか。運動不足になるので週末にゴルフへいってゴルフ場で歩いているとかいってました。なるほど・・・。それは精神的にストレスになりそうですねえ。ただ、治安さえよければいうことナシ!ってくらいいい所なのだそうです。
 
今回の旅行でステレンボッシュをルートにいれていたら、ここはもうとっても素敵!と絶賛されてました。ヨハネスからいくと、もう天国ってくらい素晴らしいらしくゆっくり歩けて景色も素敵なんだそう。もちろんワインも!
これは期待しちゃいますね~!
 
あとは、荷物のぐるぐる巻きをほめられましたわ。やっぱり面倒でお金かかっても用心に用心を重ねたほうがいいらしいです。
 
ただそうはいっても、毎日誰もがここで事件に巻き込まれるわけでもないし、すべての人が犯罪者というわけでもなく、ヨハネスは歩けないけれどそれ以外の都市は昼間は歩いても平気だしケープタウンなんてほんっと
いい所よ!といろいろ教えていただけて大変ありがたかったです。
 
しかし私たちが話をしてる間、ちょうど同時間に南アフリカの試合があったらしく、もうホテルのスタッフも大興奮状態。おまけに一点はいったもんだから、ホテル内で従業員が飛び回って奇声をあげてブブゼラをならしまくっておりました。ブブゼラ、これか~。確かにうるさいわ。笑
しかし、ここインターコンチですけど?いいのでしょうか・・・。
 
でもってその後空港に行ったらそこでまた2点目がはいったらしく、空港内でもとんでもない騒ぎになってました。大フィーバーですよ。日本でもサッカーの試合でこんな現象おこるかしら??
 
ご夫婦に送っていただいてお別れとなったのですが、奥様はなんと!手作りのお弁当を用意してくださっていました!
「今回の旅のルートをみても日本食を食べる機会はないだろうから」と気を遣ってくださったのですが、今日は昼も夜も機内食!と思っていたところへこの差し入れ!。素晴らしい!
私もこんな女性になりたいと思います、本気で。見習いたいわー。
 
で、ゲートへむかったわけですが、そこからバスに乗り込んで機内に入るはずだったのにいつまでまってもバスが出発せず。寒い!冬物のカーディガンを羽織りましたがそれでも冷えるな~という感じです。で、20分まっても一向にバスが出発しないのでおかしいな~と思っていたら、空港スタッフの女性がやってきて、しかもちょっとへらへらしながら
 
”今、クルーがいません。なので出発が遅れます。”
 
とかいうじゃないですかっ!
 
”いつ戻ってくるのか?”
 
と聞かれても
 
”わかりません”
 
とかいうのですが、その時おそらく時間的に試合が一番佳境にはいってる頃。南アにとっては最後の試合だし、おそらくみんな目がはなせないのだろうから
 
試合が終わればクルーも戻ってくるだろう
 
と、なんとなくみんな暗黙のうちに了解したらしく、特に文句言う人もでずそのままみんな待つことに。
 
しか~しいくらなんでももう試合も終わったろうという時間になってもまだ出発しないのでみんながイライラし始めたら、またさっきの女性が戻ってきて
 
”機体が壊れていて、クルーも他から呼ばなければならないのでフライトは
二時間後です。”
 
とかいってきたもんだから、みんなきれちゃって大騒ぎでブーイング。
いまさらそれはないだろう?って感じでみんなそのスタッフにむかって文句をいいはじめましたが、そのスタッフもまた誠意がまったく感じられず、的を射ない返事ばかりで英語もあんまりうまくない様子で余計みんな怒り心頭。
 
あまりに中国的な展開だし、中国で2時間待ちはよくあることなので私達はけっこうあっさりと、じゃ、待つか!と待合室へ戻りました。なにしろ私たちにはおいしいお弁当が待ってるし~♪おかげでゆっくり地上で食べられるし~♪とさっさとテーブルをみつけて楽しい楽しいお弁当タイム!
本当に素晴らしいベストタイミングのお弁当ですわ。
 
ジュースもフルーツも別に用意されていたし、お弁当の箱はなんとCLUB HARIE!中はおにぎりにから揚げ、アスパラの肉巻き、ポテトサラダ、お魚の揚げ物と完璧!こんなにふんだんに日本食材を使っていただいちゃって、ありがたいやら申し訳ないやら。
 
おにぎりの中身なんて、梅におかかに昆布に明太子!とすべて具が違うんですよ!すごすぎる!
 
”まさかみんな具が違うってことはないよね~?”
 
なんて言いながら食べたら、本当に全部味が違ってもう脱帽です。
でもそうこうするうちに二時間もまたずにフライトできることになり、これまたナンなんだよ?って感じだったのですが再度バスに乗り込んで機内へ。それからは結構順調にいって無事起飛。
 
機内食はもらわずに、お弁当の残りをいただきましたが、隣に座っていた
外人さんは、お弁当をみて感心してました。笑
 
で、予定より大幅におくれてポートエリザベスに到着。迎えはこないので
だからこそ早めに到着するようにと早めの便にしたのに、結局10時近いんですけど・・。 
 
小さい空港で、外にでたらタクシー乗り場に一台もタクシーがいない。
 
大丈夫かしら・・
 
と不安になるも一応乗り場には係りの人がいて、すぐタクシーを呼んでくれました。
 
そしてホテルへ。とってもいい運転手さんだったのでカードをもらいました。しかし、タクシー代は高いですね。北京の倍くらいの値段かな。
 
ポートエリザベスの夜もちょっと冷えます。海沿いの街だから、でしょうかね。海沿いにはホテルやレストランがいっぱいあってこの時間でも十分賑わってました。観光客も大勢外を歩いていたし、いかにもワールドカップの人たちって感じでしたが、
 
”あれ、夜出歩いちゃ危ないんじゃなかったの?”
 
って思ってしまうくらい、みんな普通に歩いてましたね。
 
空港からは20分くらいで予約していたB&Bへ到着。
B&Bとは家族経営による小規模な宿泊施設で、普通住宅をリフォームして営業している宿が多いとかで、このポートエリザベスのB&Bも閑静な住宅街の一角にありました。
 
入り口のゲートはさすがに厳重でしたが、電話して開けてもらいました。
でもおうちの人はもうお休みだったらしく、おじいさんがパジャマ姿で出て来たときはなんだか申し訳なくなりました。宿泊施設とはいえ、よそ様のおうちなわけですからねえ。
 
で、チェックインとかそういのも何もなくそのまま部屋に通されました。住宅の奥にプールがあって、そのプールを囲むように4部屋くらいお部屋がある感じ。私たちのお部屋は、広くはないけれど何でもそろっていて内装も素敵!
 
冷蔵庫もテレビもスリッパもアメニティもそろっているし、シェリー酒が用意されていて手作りビスケットもあってなんとワインが一本プレゼント!と至れり尽くせり。
 
B&Bって泊まるの初めてだったので、いわゆる自宅の一部に泊めてもらうような感じを想像していて、なんか気を遣いそうだな~と思っていたのですが完全にお部屋として独立しているので非常にすごしやすいんですね。シャワールームの調度品もセンスあっていうことなし!さすが人気のB&B!!
 
たった一泊なのが本当にもったいないです。お湯はジンバブエでもそうだったけれど、若干黄色くにごってます。そんな気になるほどではないけれど。でもお湯の量も温度も丁度よく、快適快適!
明日に備えて早寝ですー!

南アフリカ ワールドカップ ヴィクトリアフォールズ

今日もとってもいい天気。朝は風が冷たいけれど、太陽がでてくると途端に暑さというか、太陽のパワーを感じます。今日の服装はチノパンにソックス、タンクトップの上に七分丈のブラウスをきてお出かけ。昼間はこれで十分!です。
 
朝ごはんはテラス席で。きもちいい~~。朝から滝を上からみるヘリコプターのツアーがあり、ヘリコプターの音がうるさいうるさい。食事はビュッフェスタイルでしたがシンプルでした。ヨーグルトがもっちりとしてておいしかったのとパンケーキが美味でしたわ~。メイプルシロップみたいなのが水あめっぽくておいしかった~。こちらのコーヒーは、コーヒー粉を紅茶でも使うガラス製のティーサーバーにいれて飲むタイプ。おいしくて朝からたくさんいただきました。
 
昨日の夜は、日本人率高し!とおもったレストランも、朝はまったくアジア人の姿はなく欧米人ばかり。
 
食後は、無印でかった雨合羽をもって出発。滝をみに行くときは全身ぬれるので必ず合羽をもっていくようにとガイドブックにもあるので素直に持参。
 
外にでたら、観光客がかなり歩いていて危ない感じはまったくありません。
昨日はやっぱり日曜だったしあの時間帯だったから人がいなかったのかしら。
 
歩いて15分もかからないくらいでビクトリアフォールズに到着。しかし暑い!日差しがきつい!すれ違うジンバブエの人たちはみんなわりとフレンドリーでにっこりと笑ってハローといってくれる人が多い。
 
入り口にチケット売り場があるのだけれど、パスポートをみせろといわれてびっくり。持ってきてなかったのだけれどそれほど重要じゃないのか、もってきてないといったら、あっそうという感じですぐ通してくれました。
 
水に濡れるといってもそれほどじゃないだろうとたかをくくっていた私ですが、入り口から入ってすぐのところに早速滝がドドーン!と現れてものすごい感動。しかもビューポイントの柵に近づくと確かに合羽なしでは厳しいです、これ。
 
滝の水の量も勢いがすごくて、いったいどこからこんなに大量の水が??って感じで、水しぶきとともに流れ落ちていくわけですが、水しぶきにキャーキャーいいながらも合羽を着ました。ちょっと暑い・・。
 
でもポーチもカメラも濡れたら困るので、暑さは我慢我慢。正面の滝を前にして左右にそれぞれコースがあるのでまずは左側から攻めることに。
 
滝のすぐ横が遊歩道みたいに整備されてあり歩きやすく、辺り一面は亜熱帯雨林のようで緑がいっぱいあって木の下はぐっと涼しいです。
空は真っ青でこれ以上ないってくらいに澄み切ってるし、空気も澄んでてもう本当に天国!ってくらいの気持ちよさ。マイナスイオン200%って感じ。北京の空と空気とは大違いです~。
 
遊歩道を歩いてる限りでは濡れませんが、そこここにビューポイントがあって滝に近づけるようになってるので、そこにいくとかなりの水しぶき。この水しぶきの水を何かに利用できないのかしら?って思っちゃうくらいの大量の水しぶきです。
 
日本人の人は昨日空港で団体さんにもあったりしたのに、滝では一人しか見かけませんでした。アジア人も少ないのでやっぱり日本人とわかると自然とお互いに話しかけてしまいますね。笑 
滝ではそれこそあちこちで虹がみえて、すっごく綺麗。濡れないように気をつけながらも虹があんまりきれいなのでたくさん写真をとってしまいます。
 
左側ルートの一番最後までいってから折り返して右側ルートへ。
遊歩道の逆サイドは森のように木々が生い茂っているので動物がたくさん!
 
本当に手をのばせばすぐ手が届く位置に鹿がいたときはびっくりしました。はじめはあまりに近くに自然にいるからてっきりニセモノの像とかだと思い、中国だと大抵こういう所に白々しい動物の像とかおいてあったりするので、
 
”なーんだ、ジンバブエも中国と同じジャン。”
 
なんて思ってたら動いたのでまじでビビりました!本物だ!!!!
すごいすごい!猿もいたし、リスもいたし別に囲いがあるわけでも柵があるわけでもなく、自然に普通に共存してるんですよねえ。
 
そういえば、朝は部屋の前の中庭にサルが親子でのんびりと散歩していたっけ。
 
一緒の場所で生活していても、お互いのエリアを侵さないという暗黙の了解があるかのように共存できてて、すごいな~と思いました。
 
右側ルートは同じように所々に滝のビューポイントがあるのでそれを見ながら進むのですが、こちらのほうが水しぶきがすごい。水しぶきというより、小雨に近いので合羽がないと完全に濡れますね。
 
途中から広い草原のような一本道をずーっと歩いて先のビューポイントに向かうのですが、滝の水しぶきでその辺りは一面真っ白、レインコートをしっかり着てないと全身びしょぬれになるくらいの大雨状態。
 
でもちょっと先の空は真っ青なわけで、変な感じです~。
 道はレインボーフォールとザンビアとの国境の橋にいくルートに別れるのでまずは橋にいってみました。橋の上からバンジーをしてる人がいるんですけど。恐ろしい高さですよ、これ。絶対心臓とまっちゃいそう。でも虹が綺麗でした。
 
それからレインボーフォールへ。ここはもう滝の近くに行くにつれて、雨というよりスコールのような中に突き進んでいく感じ。風もあって水しぶきが雨のように顔に吹き付けられるし、レインコートのすきまから水がはいりこんでくるので強烈なスコールをたたきつけられてるのと一緒。
道理でここに来る前に、道ですれ違った合羽をきてない外人カップルがそれこそ頭からつま先まで全身びしょぬれ状態で歩いていたはずです。
 
レインコートをきていたとしても、レインコートがカバーできない膝から下はびっしょり!靴の中までびっしょり!歩くと音がするくらい。笑まさに滝のような雨!
 
しかもここのビューポイントは他と違って柵がないので滑って落ちたらどうしよう・・とかなりスリル満点!石の上にのって滝にかかる虹をみるわけですが、この石がまたすべるんですよね~。
 
だけど、そこからみえる虹は本当に絶景でした。美しいことこの上ない。
二重になった虹が水しぶきをあびながらキラキラと光っていて、もうカメラ壊れてもいいや!とおもってデジカメで撮影。取り出しただけで水がばしゃばしゃとふりかかるので、よく壊れなかったと思いますが無事に撮影成功。
 
水浸しになった靴でとりあえず一度ホテルへ帰りました。軽くクッキーとかをつまんで着替えて3時半にサンセットクルーズへ。
 
バスで何組かをピックアップしていくらしく、私たちのホテルからは私たちだけがまず乗り込みました。それから近くのホテルやゲストハウスを周って船着場へ。しかし、昨日はわかりませんでしたがこの一帯はあちこちにゲストハウスとかホテルが建ち並んでいてすごいんですね。おみやげ屋さんも大きいショッピングセンターもありました。でもってそのショッピングセンターの脇をイノシシが普通に歩いてる・・・。これもまたすごい。
 
サンセットクルーズはガイドブックにはかなりロマンチック♪と書いてあったので、ハワイのサンセットクルーズみたいなのを想像して、”こんな格好でいいのかしら?”と思って行ったのですが、ついた先にあったのは渡し舟にテーブルと椅子をのっけたような船でございましたわ。過度に期待しちゃいけません、はい。
 
飲み物とスナックがついてました。船には一応トイレもありましたが、ほったて小屋みたいなのだったので結局入らず。ま、安心は安心ですが。
出発後はサンセットまで時間があるのでまずは動物散策。このザンベジ川の
真ん中あたりがザンビアとの国境らしいですが、船が国境をまたいでしまってるのかどうなのかはちょっとわからず。
 
川岸には鳥が多かったですが、鹿やサル、象まででてきていやいやサファリなみ!象の糞は昨日から道端にたくさんみてましたが、本物の象はみてなかったので感激!滝方面からは水煙があがって、虹色に輝いていました。
 
そして、ちょうどサンセット。日が落ちる間際に船をとめて、みんなで船上からしっとりと太陽が沈んでいくのを見ました。これは確かに幻想的。
船にのると風があるので昼間の格好の上に一枚冬用のカーディガンをきて、ストールをまいていたのです結構風が冷たかったですね。しかも日が落ちたあとはさらに寒く・・。
 
上陸手前で、ずっとみたかったカバを発見!船にのってた欧米人もカバがみたかったらしく、みんな”ヒッポ!ヒッポ!!”と大喜び。
 
その後ホテルに戻って、夕食。昨日と同じホテル内のレストランで。疲れたのでワインは控えましたが、お料理は何を頼んでもボリュームがあって・・。お魚が食べたかったのだけれどなくて、チキンにしました。野菜が食べたくて牛肉のサラダを頼んだのにでてきたのは牛肉と野菜の炒め物。
生野菜が食べたい・・。
 
でもメインで頼んだイノシシがおいしかったです~。すっごく柔らかくてジューシーで♪
 
食後部屋に戻るとき、空をみあげたら満点の星。南十字星もばっちりみえました♪ただ夜はカーディガンをはおっていてもまだ肌寒く感じましたね。外のテラス席でお酒を飲んでた外人さんは寒さを感じないんですかね。
 
しかしどう~もこっち時間で夜の8時を過ぎると、北京の夜中2時になるからか眠くて眠くて仕方なくなります。体がなかなか慣れませんねえ・・。

南アフリカ ワールドカップ ジンバブエへ

夕べはたびたび目が覚めたりはしたけれど、それでもけっこうよく寝られたようで目覚めはすっきり!朝食も春雨と牛肉の炒め物がでたりして、わりとおいしかったです。
 
で、予定よりも早く朝7時にヨハネスブルグ到着。約24時間ですよ~。やっぱり遠いですわね・・。時間があったので、空港についてとりあえず入国してみました。なんかヨハネスブルグが一番恐い!ときいていたので今回ここには滞在しないよう予定を組んだわけですが、でも空港でもスリとか多くてトイレにいっても狙われたりするのかしら??とかなりびびりながら入国したのですがいたって普通・・。
 
あたりまえか。なにもヨハネスブルグのすべての人が犯罪者ってわけではないですもんね。空港はサッカー色一色です。さすが試合会場でもあるし国内の経由便がここから多くでてるだけあって、立派な空港で非常に国際的。フランクフルトの空港に似ているなあ。まあ、空港の外には全くでてないわけですからこれだけで安全とは判断できませんが、とにかく空港は明るくて全然犯罪の匂いのしない空港でした。
 
お金をかえて、ワールドカップのチケットを受け取って。この機械がまた
便利で最新的!すごい!!
 
一度外の空気をすってみよう!ということで、空港の外にでてみたのですが
寒いっ!!!!すんごい寒い!気温2度とかってことでしたがさすがに真夏の
北京からくると余計に寒く感じますわ。でもなんかこの風の冷たさと冷たくて澄んだ空気がちょっと新鮮。暑いときに寒い国にいくってよく考えたらあまりしたことないですからね。
 
そしてまた出国手続き。今回はまずこのままジンバブエに飛んで観光から
始める予定。出国手続きにはとくにカードとかはないそうで。楽チンでいいわ~。まったく待たずにすんなりと出国。それにしても空港にいるスタッフの人もみんなすっごいフレンドリーで優しいわ。
 
ゲートに行く前おみやげをぶらぶらと見てましたが、空港だからというのも
あるんでしょうが、まったく安くはないですね。ランドと元が大体おなじくらいなので計算がしやすかったのですが、北京よりも高い!でもおみやげはすっごいしっかり作られていて種類も多くてびっくり!ハワイとかそういう観光なれしてるお土産やさんと全然変わらないんですけど。やっぱり南アってアフリカでもっともアフリカらしくない国・・であって、発展してる国なんですねえ。
  
もっとしょうもないお土産とかばっかりなのかと思ってましたが、色的にも形的にもセンスのいいお土産がいっぱいで目移りしてしまいます。空港の待合室もすごく綺麗だったし内装が素敵。ドイツもポルトガルもなんか公共設備が簡素というかとりあえず必要なものはあるけれど日本のような至れり尽くせり的サービスや、かゆい所に手が届く気の配りようは感じなかったけれど、ここではそういうのが日本に近いような気がします。
 
お手洗いも綺麗なだけでなくてスタイリッシュで使いやすくて、必要なものがすぐ目につくようになってます。空港のテレビはほとんどがLGでした!これにはびっくり!韓国がんばってますね~。って日本はどうした??
 
そしてジンバブエのビクトリアフォールズへと向かう飛行機へ。ここだけ日本のツアー客がすごい多かったですね。アジア人はやっぱりかなり人数が少ないので目立ちます。約一時間半の飛行でビクトリアフォールズへ。
 
機内ではサンドイッチとジュースが出されました。これがまた北京でかったら絶対高いぞ!という種類のターキーとモッツアレラがはいってるサンドイッチでパンもしっとりしてるしおいしい!!!
 
窓側の席ではなかったのですが、でも到着直前に窓の外に滝の水煙が見えました。期待が高まるわ~~。
 
お昼過ぎに無事到着。歩いて空港内に入りすぐにイミグレでしたが、事前にビザ取得手続きは必要なかったけれど入国で一人US$30とられました。高いわ~。しっかし小さい空港で。さっきのヨハネスブルグの空港は大違い。中国の田舎の空港みたいでイミグレは二つしかカウンターないし、パスポートとかの書き込みは手書きだったし、イミグレの奥が荷物置き場で自分の荷物をそのまま受け取って外にでる仕組み。経済の発展の速度が全然違いますね。
 
荷物は乗り継ぎにつぐ乗り継ぎだったので、はたして無事にでてくるかあけられていないか心配でしたが、何の問題なくぐるぐる巻きの状態でしっかりでてきました。他にぐるぐる巻きにしてる人がいなかったのですが、それほど問題はないのかしら。
 
外に出たら、民族衣装を着た人たちが出迎えの踊りを披露してくれていました。そういえばヨハネスブルグの空港でもありましたね。
出迎えを頼んでいたのですが、出迎えの人はすぐみつかったのだけれどその車で何人もが乗り合いになるようで他の人がでてくるまで待つことに。
  
空港内のおみやげ売り場もいってみましたが、想像してたような小さくてたいしたものがないおみやげ屋さんでしたわ。しかし暑いですね~!
この暑さは北京と同じ。ヨハネスブルグのあの寒さはいったい何でしょう?っていうくらい暑い!!
 
全員がそろったようでやっと出発。そしたら若い日本人のカップルが乗り合わせてました。おまけに宿泊先も同じだったみたいで、まず最初にバスを降りたのは私達とそのカップルでした。空港からホテルまでの道はまさに両側がサバンナ!で本当になーーんにもない。ビルもない、建物もない、砂埃の道でいわゆるアフリカときいて思い浮かべる景色がそこにありました。主要道路以外は舗装もされてなくて、アフリカにきたんだな~~~!!と妙に実感。
 
ホテルのチェックインの所でその日本人カップルとちょっと話しましたが、
日本戦をメインに観戦にきているそう。次回の日本戦まで日があるのでここに観光にきたのだとか。知らない人なのに、サッカーの話題ですぐ打ち解けられちゃうっていうのがすごいですね。
 
でお部屋にいったのですがロッジという名前にふさわしく、お部屋も木がふんだんに使われてあって優しいイメージ。部屋の目の前が中庭になっていて庭の先はサバンナという景色が広がってます。
中庭にはそのままでられるようになってるので庭にでて写真をとっていたら、ホテルを予約する際”庭先を象が散歩することもある”とあった通り、サルがくるわイノシシがくるわでもうびっくり!サルもイノシシも本当にすぐ目の前を悠々と歩いていくんですから・・・。
 
前回ポルトガルへいった時は、着いてすぐは時差ぼけで体が辛かったのですが今回はよく眠れたのがよかったのかかなり楽チンでけっこう動けます。
ホテルのすぐ目の前が有名なビクトリア・フォールズ・ホテルで、ここのテラスからみえるビクトリア・フォールズ大橋の眺めは素晴らしい!とのことだったのでまず歩いていってみることに。
 
暑かったので服装は、夏物パンツに靴下、タンクトップに七分丈の夏用の薄い羽織ものでお出かけ。しかし、びっくりするくらい人が歩いていないんですけど。さっきの空港では日本人のツアー客も西洋人もあんなにいたのに、彼らはどこへいっちゃったの?ってくらい誰もいない。 
 
近くにホテルは3つもあるのに表を歩いてる観光客もいないし、地元の人もいないし。気づけば今日は日曜日。出歩いちゃいけないような気がしなくもなかったですが、まあ5つ星のホテルにいくくらいは平気でしょうと歩いていってみることに。それにしても空が青い!真っ青ですよ。空気もめちゃくちゃ澄んでいてすべてが透明って感じ。
 
道端には何をするでもなくぼ~と座ってる若い地元の男性が何人かいたりして、突然近づいてこられた時はぎょっとしましたがカバの置物のおみやげを売りたかったらしい。周りには誰も歩いていないので、なんかお土産を買うのを断ったら襲われそうな雰囲気。笑 ま、丁重にお断りして買いませんでしたが。誰も歩いていない、というのが余計恐いですね。
 
ビクトリア・フォールズ・ホテルは格式ある優雅なホテル。ラッフルズホテルみたいでした。まずはそのまま中庭へ。そこでは西洋人の人が多くアフタヌーンティーを楽しんでいて、”なんだ、観光客こんなにいるんじゃない!”と安心。テラスからみえる大橋の景色は確かに美しかったです~。ごうごうと湧き上がってるようにみえる滝の水煙もはっきりみえてすごいすごい!
 
テラスの先から、ビクトリア・フォールズへと続く道があったので、そのまま散歩にいってみました。ホテルから直接つながってる道とはいっても舗装も手入れもされてなくてこれまた人が全くいない。土ぼこりの道にはあちこちに象の糞がどさどさと落ちていて、自然といえば自然なのですがあまりに無防備。ここで誰かに襲われても誰も助けてくれないだろうな~とか想像するとさらに恐くなります。笑
 
で、こういうタイミングで大柄の黒人男性が3人も前から近づいてくるわけですよ。もうそうでなくてもアフリカついたばっかりで、日本の報道でさらに不安をあおられていたので余計に恐くなってしまったのですが、なんてことはないただのおみやげ売り。かな~りしつこいお土産売りでしたが、北京だったら冷たく”いいかげんにしてよ!いらないっていってるでしょ!”くらいの態度でいってしまいますが、ここでは恐くて文句もいえません。
 
”すみません、いりません。””買えません”を笑顔で繰り返し言い続けて
 
『どうか逆上されませんように・・』と一人ドキドキ。 疑ってばかりなのもどうかと・・・
 
後ろからずーっとついてきて、”どこへいくのか?”とか聞いてくるので
”滝ではなく大橋の近くの渓谷までいく”というと、それならこっちだといって獣道みたいな道を教えてくれました。
 
でもどーみてもそれは人が通るような道に思えなくて
 
『そんなこといってウソついて、この道にはいったらお金を奪われたりして?』
 
なんてもうここまでくるととにかく疑うことしかできなくなってきちゃって内心相当にびくついていたのですが、でも結局その道は本当に正しい道でしっかり渓谷がみえるビューポイントにたどりつけましたし、ずっとついてくるかと思ってた黒人さんも
 
”俺はウィリアム。今日はだめでも明日おみやげ買ってよ”
 
みたいなことをいって去っていったので、ほんと疑ってかかったら申し訳ないくらいただ単におみやげを売りたかった素朴な青年でございましたわ。ほんとみんながみんな悪い人ってわけでは当然ながらないわけなのに、恐い所、犯罪の多い所、という先入観があるとほんと疑ってかかるばっかりでよくないなーと実感しました。
 
しかしものすごいインフレなんですね。おみやげ売りの青年は、カバの置物以外に、1億ジンバブエドルだの1兆ジンバブエドルだのの紙幣を 1US$で売りますとかいってました。うーむ・・。
 
渓谷からの眺めもよかったですが、ここでバンジージャンプをやってる
人がいました。みてるだけで心臓止まりそう・・。
 
で、ホテルに戻り少し休んでからホテル内のレストランで夕食。あんまりお客がいなくてがらんとしてるレストランなのに、4組いるお客のうち3組は日本人客でしたわ。驚き!
 
昼間は汗ばむくらいの暑さだったのに、夜はがくっと気温が下がって寒い!昼間の服装に+冬物のカーディガンでレストランへ。テラス席でご飯なんてとっても無理!ジンバブエでは一番蚊を心配していたけれど、こんなに寒かったら蚊もでないなあ。でもホテルの人もレストランの人もみんなフレンドリー。とびきりの笑顔で対応してくれるので気持いい。
 
ダチョウのお肉の前菜と、クロコダイルのお肉のベーコン巻き、Beamというザンベジ川のお魚の料理とかをいただきました。お魚はかりっと揚がっていて臭みのない白身のお魚でとっても美味!ダチョウはクミンの味がきつく、でも野性味たっぷり。クロコダイルはあまりにあっさりしすぎてパサパサした鶏肉といわれてもまったくわからないほど。おなかもすいてたし、喉も渇いていたので、ザンベジビールを飲んだ後、南アの白ワインもいただいたら酔った酔った・・・。
 
部屋に戻ったら突然体調が悪くなりました。やっぱ疲れてるのねえ。。無理は禁物。もちろん飲みすぎも!笑
 
お部屋にもどる途中、空をみあげたら星がほんっとに綺麗でした。鈴虫みたいなのも鳴いていて秋も深まった夜といったところ。お部屋の中も寒いくらい。一応蚊取りミストをお部屋に吹き付けましたが、たぶん必要ないなあ・・

南アフリカ ワールドカップ 出発

準備万端で空港へ。南アフリカへと出発です。まずはヨハネスブルグに降り立つのだけれど、とにかく危ない、恐い、危険!の情報ばかり。
とりあえず、スーツケースは鍵があけられないよう外からラップみたいなのでぐるぐる巻きにしたほうがいい!ということだったので、近所の八百屋から業務用のおっきなラップをわけてもらってそれでスーツケースをぐるぐる巻きに。
 
でもやっぱり薄くて柔らかいのでいくらぐるぐる巻いてもかなり頼りない。ま、ないよりいいかってことで空港に向かったわけですが、北京空港でもちゃんとそういうサービスやってました。な~んだ。
 
もちろんお金はかかりますが。しかし安全をお金で買うと思えば!ということで一つ50元だして本格的にぐるぐる巻いてもらいました。
おお~さすがに業務用のラップとは大違い!しっかりしてるし頑丈で、これならそう簡単には開けられまいっ!
 
混んでる時期ではないので空港もイミグレもがらがら。すっすーとゲートまでたどりついたのだけれど、なんと飛行機故障・・・。
 
今回、南アまでは直行便がないので香港経由にしたのですが香港まではCA。香港から南アまでが南アフリカ航空です。
香港でちょっと余裕があるとはいえ、これで何時間も遅れたらそれこそ
シャレにならないんですけど・・と不安のなか待っているも、30分くらいで飛行機に乗れたのでほっ。
 
で、香港についたのはいいのですが思ったよりも飛行機は遅れていたらしく、よく飛行機から降り立って空港内にはいったところでトランジットのお客さん用にプラカードをもって立ってる人をみるけれど、今回がまさに
それで。
 
なんとなく、着いてから自分の名前が書いてあるプラカードがあるのって特別な感じがしてうらやましかったのだけれど、いざそうなってみると別に特別いい事があるわけでなく乗り換えに時間ないからそうやってることが多いわけで、とにかく慌しかった!
 
あら、プラカードに私達の名前が♪なんて喜んで指差したのはいいのですが、私達を確認した空港のおねーさんは、
 
”早くっ!!!こちらへ!!”
 
ってな具合で、私達が案内しますからっ!という二人のお姉さんが小走りになった後を一生懸命ついていくことに。
 
トランジット用の安全検査も当然順番無視で割り込み割り込み。
ちょっとでももたもたしてると
 
”Hurry up!!!!”

とお姉さんにせかされ、南ア航空のカウンターへ。チェックインしてまたお姉さんたちに先導されてゲート到着。ぎりぎりセーフ!しらなかった、こんなにぎりぎりだったのね、私達。
 
香港でゆっくり時間あるから、飛行機に乗り込む前にお化粧落として顔も洗っておこう!なんて考えていたのにトイレにいく余裕すらありませんでしたわ。
 
南アフリカ航空は、超最新型という飛行機ではなかったけれど快適快適。機内にはちらりほらりと日本の人の姿をみかけたけれど当然ながら黒人さん多し。出発してすぐに機内食がだされました。すんごいボリュームですー!ペンネとかでてきたけれど、とっても一人分とは思えません。器からあふれんばかりの量。でもパンもおいしかったしサラダもマッシュルームとかはいってて中国のサラダとは違いますね。
 
食事後、北京時間で2時を過ぎるのをまってようやく寝る体制に。時差ぼけを少しでも抑える為に・・の作戦でしたが眠いわー。おかげで飛行機の音がうるさくてもよく眠れそう・・

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