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北京de道楽

北京在住10数年の私が、北京での生活など日々の暮らしを紹介してます。
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南アフリカ ワールドカップ ジンバブエへ

夕べはたびたび目が覚めたりはしたけれど、それでもけっこうよく寝られたようで目覚めはすっきり!朝食も春雨と牛肉の炒め物がでたりして、わりとおいしかったです。
 
で、予定よりも早く朝7時にヨハネスブルグ到着。約24時間ですよ~。やっぱり遠いですわね・・。時間があったので、空港についてとりあえず入国してみました。なんかヨハネスブルグが一番恐い!ときいていたので今回ここには滞在しないよう予定を組んだわけですが、でも空港でもスリとか多くてトイレにいっても狙われたりするのかしら??とかなりびびりながら入国したのですがいたって普通・・。
 
あたりまえか。なにもヨハネスブルグのすべての人が犯罪者ってわけではないですもんね。空港はサッカー色一色です。さすが試合会場でもあるし国内の経由便がここから多くでてるだけあって、立派な空港で非常に国際的。フランクフルトの空港に似ているなあ。まあ、空港の外には全くでてないわけですからこれだけで安全とは判断できませんが、とにかく空港は明るくて全然犯罪の匂いのしない空港でした。
 
お金をかえて、ワールドカップのチケットを受け取って。この機械がまた
便利で最新的!すごい!!
 
一度外の空気をすってみよう!ということで、空港の外にでてみたのですが
寒いっ!!!!すんごい寒い!気温2度とかってことでしたがさすがに真夏の
北京からくると余計に寒く感じますわ。でもなんかこの風の冷たさと冷たくて澄んだ空気がちょっと新鮮。暑いときに寒い国にいくってよく考えたらあまりしたことないですからね。
 
そしてまた出国手続き。今回はまずこのままジンバブエに飛んで観光から
始める予定。出国手続きにはとくにカードとかはないそうで。楽チンでいいわ~。まったく待たずにすんなりと出国。それにしても空港にいるスタッフの人もみんなすっごいフレンドリーで優しいわ。
 
ゲートに行く前おみやげをぶらぶらと見てましたが、空港だからというのも
あるんでしょうが、まったく安くはないですね。ランドと元が大体おなじくらいなので計算がしやすかったのですが、北京よりも高い!でもおみやげはすっごいしっかり作られていて種類も多くてびっくり!ハワイとかそういう観光なれしてるお土産やさんと全然変わらないんですけど。やっぱり南アってアフリカでもっともアフリカらしくない国・・であって、発展してる国なんですねえ。
  
もっとしょうもないお土産とかばっかりなのかと思ってましたが、色的にも形的にもセンスのいいお土産がいっぱいで目移りしてしまいます。空港の待合室もすごく綺麗だったし内装が素敵。ドイツもポルトガルもなんか公共設備が簡素というかとりあえず必要なものはあるけれど日本のような至れり尽くせり的サービスや、かゆい所に手が届く気の配りようは感じなかったけれど、ここではそういうのが日本に近いような気がします。
 
お手洗いも綺麗なだけでなくてスタイリッシュで使いやすくて、必要なものがすぐ目につくようになってます。空港のテレビはほとんどがLGでした!これにはびっくり!韓国がんばってますね~。って日本はどうした??
 
そしてジンバブエのビクトリアフォールズへと向かう飛行機へ。ここだけ日本のツアー客がすごい多かったですね。アジア人はやっぱりかなり人数が少ないので目立ちます。約一時間半の飛行でビクトリアフォールズへ。
 
機内ではサンドイッチとジュースが出されました。これがまた北京でかったら絶対高いぞ!という種類のターキーとモッツアレラがはいってるサンドイッチでパンもしっとりしてるしおいしい!!!
 
窓側の席ではなかったのですが、でも到着直前に窓の外に滝の水煙が見えました。期待が高まるわ~~。
 
お昼過ぎに無事到着。歩いて空港内に入りすぐにイミグレでしたが、事前にビザ取得手続きは必要なかったけれど入国で一人US$30とられました。高いわ~。しっかし小さい空港で。さっきのヨハネスブルグの空港は大違い。中国の田舎の空港みたいでイミグレは二つしかカウンターないし、パスポートとかの書き込みは手書きだったし、イミグレの奥が荷物置き場で自分の荷物をそのまま受け取って外にでる仕組み。経済の発展の速度が全然違いますね。
 
荷物は乗り継ぎにつぐ乗り継ぎだったので、はたして無事にでてくるかあけられていないか心配でしたが、何の問題なくぐるぐる巻きの状態でしっかりでてきました。他にぐるぐる巻きにしてる人がいなかったのですが、それほど問題はないのかしら。
 
外に出たら、民族衣装を着た人たちが出迎えの踊りを披露してくれていました。そういえばヨハネスブルグの空港でもありましたね。
出迎えを頼んでいたのですが、出迎えの人はすぐみつかったのだけれどその車で何人もが乗り合いになるようで他の人がでてくるまで待つことに。
  
空港内のおみやげ売り場もいってみましたが、想像してたような小さくてたいしたものがないおみやげ屋さんでしたわ。しかし暑いですね~!
この暑さは北京と同じ。ヨハネスブルグのあの寒さはいったい何でしょう?っていうくらい暑い!!
 
全員がそろったようでやっと出発。そしたら若い日本人のカップルが乗り合わせてました。おまけに宿泊先も同じだったみたいで、まず最初にバスを降りたのは私達とそのカップルでした。空港からホテルまでの道はまさに両側がサバンナ!で本当になーーんにもない。ビルもない、建物もない、砂埃の道でいわゆるアフリカときいて思い浮かべる景色がそこにありました。主要道路以外は舗装もされてなくて、アフリカにきたんだな~~~!!と妙に実感。
 
ホテルのチェックインの所でその日本人カップルとちょっと話しましたが、
日本戦をメインに観戦にきているそう。次回の日本戦まで日があるのでここに観光にきたのだとか。知らない人なのに、サッカーの話題ですぐ打ち解けられちゃうっていうのがすごいですね。
 
でお部屋にいったのですがロッジという名前にふさわしく、お部屋も木がふんだんに使われてあって優しいイメージ。部屋の目の前が中庭になっていて庭の先はサバンナという景色が広がってます。
中庭にはそのままでられるようになってるので庭にでて写真をとっていたら、ホテルを予約する際”庭先を象が散歩することもある”とあった通り、サルがくるわイノシシがくるわでもうびっくり!サルもイノシシも本当にすぐ目の前を悠々と歩いていくんですから・・・。
 
前回ポルトガルへいった時は、着いてすぐは時差ぼけで体が辛かったのですが今回はよく眠れたのがよかったのかかなり楽チンでけっこう動けます。
ホテルのすぐ目の前が有名なビクトリア・フォールズ・ホテルで、ここのテラスからみえるビクトリア・フォールズ大橋の眺めは素晴らしい!とのことだったのでまず歩いていってみることに。
 
暑かったので服装は、夏物パンツに靴下、タンクトップに七分丈の夏用の薄い羽織ものでお出かけ。しかし、びっくりするくらい人が歩いていないんですけど。さっきの空港では日本人のツアー客も西洋人もあんなにいたのに、彼らはどこへいっちゃったの?ってくらい誰もいない。 
 
近くにホテルは3つもあるのに表を歩いてる観光客もいないし、地元の人もいないし。気づけば今日は日曜日。出歩いちゃいけないような気がしなくもなかったですが、まあ5つ星のホテルにいくくらいは平気でしょうと歩いていってみることに。それにしても空が青い!真っ青ですよ。空気もめちゃくちゃ澄んでいてすべてが透明って感じ。
 
道端には何をするでもなくぼ~と座ってる若い地元の男性が何人かいたりして、突然近づいてこられた時はぎょっとしましたがカバの置物のおみやげを売りたかったらしい。周りには誰も歩いていないので、なんかお土産を買うのを断ったら襲われそうな雰囲気。笑 ま、丁重にお断りして買いませんでしたが。誰も歩いていない、というのが余計恐いですね。
 
ビクトリア・フォールズ・ホテルは格式ある優雅なホテル。ラッフルズホテルみたいでした。まずはそのまま中庭へ。そこでは西洋人の人が多くアフタヌーンティーを楽しんでいて、”なんだ、観光客こんなにいるんじゃない!”と安心。テラスからみえる大橋の景色は確かに美しかったです~。ごうごうと湧き上がってるようにみえる滝の水煙もはっきりみえてすごいすごい!
 
テラスの先から、ビクトリア・フォールズへと続く道があったので、そのまま散歩にいってみました。ホテルから直接つながってる道とはいっても舗装も手入れもされてなくてこれまた人が全くいない。土ぼこりの道にはあちこちに象の糞がどさどさと落ちていて、自然といえば自然なのですがあまりに無防備。ここで誰かに襲われても誰も助けてくれないだろうな~とか想像するとさらに恐くなります。笑
 
で、こういうタイミングで大柄の黒人男性が3人も前から近づいてくるわけですよ。もうそうでなくてもアフリカついたばっかりで、日本の報道でさらに不安をあおられていたので余計に恐くなってしまったのですが、なんてことはないただのおみやげ売り。かな~りしつこいお土産売りでしたが、北京だったら冷たく”いいかげんにしてよ!いらないっていってるでしょ!”くらいの態度でいってしまいますが、ここでは恐くて文句もいえません。
 
”すみません、いりません。””買えません”を笑顔で繰り返し言い続けて
 
『どうか逆上されませんように・・』と一人ドキドキ。 疑ってばかりなのもどうかと・・・
 
後ろからずーっとついてきて、”どこへいくのか?”とか聞いてくるので
”滝ではなく大橋の近くの渓谷までいく”というと、それならこっちだといって獣道みたいな道を教えてくれました。
 
でもどーみてもそれは人が通るような道に思えなくて
 
『そんなこといってウソついて、この道にはいったらお金を奪われたりして?』
 
なんてもうここまでくるととにかく疑うことしかできなくなってきちゃって内心相当にびくついていたのですが、でも結局その道は本当に正しい道でしっかり渓谷がみえるビューポイントにたどりつけましたし、ずっとついてくるかと思ってた黒人さんも
 
”俺はウィリアム。今日はだめでも明日おみやげ買ってよ”
 
みたいなことをいって去っていったので、ほんと疑ってかかったら申し訳ないくらいただ単におみやげを売りたかった素朴な青年でございましたわ。ほんとみんながみんな悪い人ってわけでは当然ながらないわけなのに、恐い所、犯罪の多い所、という先入観があるとほんと疑ってかかるばっかりでよくないなーと実感しました。
 
しかしものすごいインフレなんですね。おみやげ売りの青年は、カバの置物以外に、1億ジンバブエドルだの1兆ジンバブエドルだのの紙幣を 1US$で売りますとかいってました。うーむ・・。
 
渓谷からの眺めもよかったですが、ここでバンジージャンプをやってる
人がいました。みてるだけで心臓止まりそう・・。
 
で、ホテルに戻り少し休んでからホテル内のレストランで夕食。あんまりお客がいなくてがらんとしてるレストランなのに、4組いるお客のうち3組は日本人客でしたわ。驚き!
 
昼間は汗ばむくらいの暑さだったのに、夜はがくっと気温が下がって寒い!昼間の服装に+冬物のカーディガンでレストランへ。テラス席でご飯なんてとっても無理!ジンバブエでは一番蚊を心配していたけれど、こんなに寒かったら蚊もでないなあ。でもホテルの人もレストランの人もみんなフレンドリー。とびきりの笑顔で対応してくれるので気持いい。
 
ダチョウのお肉の前菜と、クロコダイルのお肉のベーコン巻き、Beamというザンベジ川のお魚の料理とかをいただきました。お魚はかりっと揚がっていて臭みのない白身のお魚でとっても美味!ダチョウはクミンの味がきつく、でも野性味たっぷり。クロコダイルはあまりにあっさりしすぎてパサパサした鶏肉といわれてもまったくわからないほど。おなかもすいてたし、喉も渇いていたので、ザンベジビールを飲んだ後、南アの白ワインもいただいたら酔った酔った・・・。
 
部屋に戻ったら突然体調が悪くなりました。やっぱ疲れてるのねえ。。無理は禁物。もちろん飲みすぎも!笑
 
お部屋にもどる途中、空をみあげたら星がほんっとに綺麗でした。鈴虫みたいなのも鳴いていて秋も深まった夜といったところ。お部屋の中も寒いくらい。一応蚊取りミストをお部屋に吹き付けましたが、たぶん必要ないなあ・・
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