今日は早起きです。本日もいいお天気。空は真っ青!先に荷造りして朝食へ。朝はまたまたパンケーキ。外のテラス席にしましたが、太陽がじりじりと照りつけて暑い!
今日は、ジーンズにソックス、夏の半そでブラウスに夏用の七分丈の薄い羽織もので出かけます。
10時半に迎えの車がきて空港へ。空港へと向かう主要道路の両側はもうサバンナ。舗装されてない道が多く、土煙をあげながら人々が歩いていたり子供がかけっこしていたり。頭の上に大量の荷物をのっけて歩いている大きなお尻の女性とかは日本ではあまりみないにしろ、なんだか妙に懐かしい風景です。
そんな中、ちょっと走ると道の向こうに象がいるわ、サルがいるわイノシシがいるわ。サルは普通に道路を渡っていましたよ。笑
1時半のフライトなのに10時半にホテルを出発し、早いな~と思ったのですが、空港は小さくてカウンターも一つしかないので時間がかかる、かかる。空港の入り口でまたグルグル巻き機械があったので早速やってもらいました。一つUS$5もしたけれど、安全をお金で買えると思えば、ね。
チェックイン後は、一つだけあるコーヒーショップでお茶を飲んで飛行機を待ちました。待合室も小さいので席はすぐに埋まってしまいます。飲んだのは当然ルイボスティ~♪薄暗いコーヒーショップで、中国の田舎の空港みたいでした。
で、出発です。お昼は機内食をたべて、予定より早くヨハネスブルグへ到着。荷物もちゃんとでてきてホッ。
ここでは少し待ち時間があるので、ヨハネスに住んでいらっしゃる知り合いの日本人夫妻の方に来ていただいて空港前のホテルで再会!
しかし寒い!昼間とはいえ、ヨハネスではこの格好は寒いですわ。
インターコンチのコーヒーショップでヨハネスの暮らしをいろいろお話聞きましたが、さすがにヨハネスブルグはかなり注意が必要らしい。車じゃないと移動できないので街ではまったく歩かないのだとか。運動不足になるので週末にゴルフへいってゴルフ場で歩いているとかいってました。なるほど・・・。それは精神的にストレスになりそうですねえ。ただ、治安さえよければいうことナシ!ってくらいいい所なのだそうです。
今回の旅行でステレンボッシュをルートにいれていたら、ここはもうとっても素敵!と絶賛されてました。ヨハネスからいくと、もう天国ってくらい素晴らしいらしくゆっくり歩けて景色も素敵なんだそう。もちろんワインも!
これは期待しちゃいますね~!
あとは、荷物のぐるぐる巻きをほめられましたわ。やっぱり面倒でお金かかっても用心に用心を重ねたほうがいいらしいです。
ただそうはいっても、毎日誰もがここで事件に巻き込まれるわけでもないし、すべての人が犯罪者というわけでもなく、ヨハネスは歩けないけれどそれ以外の都市は昼間は歩いても平気だしケープタウンなんてほんっと
いい所よ!といろいろ教えていただけて大変ありがたかったです。
しかし私たちが話をしてる間、ちょうど同時間に南アフリカの試合があったらしく、もうホテルのスタッフも大興奮状態。おまけに一点はいったもんだから、ホテル内で従業員が飛び回って奇声をあげてブブゼラをならしまくっておりました。ブブゼラ、これか~。確かにうるさいわ。笑
しかし、ここインターコンチですけど?いいのでしょうか・・・。
でもってその後空港に行ったらそこでまた2点目がはいったらしく、空港内でもとんでもない騒ぎになってました。大フィーバーですよ。日本でもサッカーの試合でこんな現象おこるかしら??
ご夫婦に送っていただいてお別れとなったのですが、奥様はなんと!手作りのお弁当を用意してくださっていました!
「今回の旅のルートをみても日本食を食べる機会はないだろうから」と気を遣ってくださったのですが、今日は昼も夜も機内食!と思っていたところへこの差し入れ!。素晴らしい!
私もこんな女性になりたいと思います、本気で。見習いたいわー。
で、ゲートへむかったわけですが、そこからバスに乗り込んで機内に入るはずだったのにいつまでまってもバスが出発せず。寒い!冬物のカーディガンを羽織りましたがそれでも冷えるな~という感じです。で、20分まっても一向にバスが出発しないのでおかしいな~と思っていたら、空港スタッフの女性がやってきて、しかもちょっとへらへらしながら
”今、クルーがいません。なので出発が遅れます。”
とかいうじゃないですかっ!
”いつ戻ってくるのか?”
と聞かれても
”わかりません”
とかいうのですが、その時おそらく時間的に試合が一番佳境にはいってる頃。南アにとっては最後の試合だし、おそらくみんな目がはなせないのだろうから
試合が終わればクルーも戻ってくるだろう
と、なんとなくみんな暗黙のうちに了解したらしく、特に文句言う人もでずそのままみんな待つことに。
しか~しいくらなんでももう試合も終わったろうという時間になってもまだ出発しないのでみんながイライラし始めたら、またさっきの女性が戻ってきて
”機体が壊れていて、クルーも他から呼ばなければならないのでフライトは
二時間後です。”
とかいってきたもんだから、みんなきれちゃって大騒ぎでブーイング。
いまさらそれはないだろう?って感じでみんなそのスタッフにむかって文句をいいはじめましたが、そのスタッフもまた誠意がまったく感じられず、的を射ない返事ばかりで英語もあんまりうまくない様子で余計みんな怒り心頭。
あまりに中国的な展開だし、中国で2時間待ちはよくあることなので私達はけっこうあっさりと、じゃ、待つか!と待合室へ戻りました。なにしろ私たちにはおいしいお弁当が待ってるし~♪おかげでゆっくり地上で食べられるし~♪とさっさとテーブルをみつけて楽しい楽しいお弁当タイム!
本当に素晴らしいベストタイミングのお弁当ですわ。
ジュースもフルーツも別に用意されていたし、お弁当の箱はなんとCLUB HARIE!中はおにぎりにから揚げ、アスパラの肉巻き、ポテトサラダ、お魚の揚げ物と完璧!こんなにふんだんに日本食材を使っていただいちゃって、ありがたいやら申し訳ないやら。
おにぎりの中身なんて、梅におかかに昆布に明太子!とすべて具が違うんですよ!すごすぎる!
”まさかみんな具が違うってことはないよね~?”
なんて言いながら食べたら、本当に全部味が違ってもう脱帽です。
でもそうこうするうちに二時間もまたずにフライトできることになり、これまたナンなんだよ?って感じだったのですが再度バスに乗り込んで機内へ。それからは結構順調にいって無事起飛。
機内食はもらわずに、お弁当の残りをいただきましたが、隣に座っていた
外人さんは、お弁当をみて感心してました。笑
で、予定より大幅におくれてポートエリザベスに到着。迎えはこないので
だからこそ早めに到着するようにと早めの便にしたのに、結局10時近いんですけど・・。
小さい空港で、外にでたらタクシー乗り場に一台もタクシーがいない。
大丈夫かしら・・
と不安になるも一応乗り場には係りの人がいて、すぐタクシーを呼んでくれました。
そしてホテルへ。とってもいい運転手さんだったのでカードをもらいました。しかし、タクシー代は高いですね。北京の倍くらいの値段かな。
ポートエリザベスの夜もちょっと冷えます。海沿いの街だから、でしょうかね。海沿いにはホテルやレストランがいっぱいあってこの時間でも十分賑わってました。観光客も大勢外を歩いていたし、いかにもワールドカップの人たちって感じでしたが、
”あれ、夜出歩いちゃ危ないんじゃなかったの?”
って思ってしまうくらい、みんな普通に歩いてましたね。
空港からは20分くらいで予約していたB&Bへ到着。
B&Bとは家族経営による小規模な宿泊施設で、普通住宅をリフォームして営業している宿が多いとかで、このポートエリザベスのB&Bも閑静な住宅街の一角にありました。
入り口のゲートはさすがに厳重でしたが、電話して開けてもらいました。
でもおうちの人はもうお休みだったらしく、おじいさんがパジャマ姿で出て来たときはなんだか申し訳なくなりました。宿泊施設とはいえ、よそ様のおうちなわけですからねえ。
で、チェックインとかそういのも何もなくそのまま部屋に通されました。住宅の奥にプールがあって、そのプールを囲むように4部屋くらいお部屋がある感じ。私たちのお部屋は、広くはないけれど何でもそろっていて内装も素敵!
冷蔵庫もテレビもスリッパもアメニティもそろっているし、シェリー酒が用意されていて手作りビスケットもあってなんとワインが一本プレゼント!と至れり尽くせり。
B&Bって泊まるの初めてだったので、いわゆる自宅の一部に泊めてもらうような感じを想像していて、なんか気を遣いそうだな~と思っていたのですが完全にお部屋として独立しているので非常にすごしやすいんですね。シャワールームの調度品もセンスあっていうことなし!さすが人気のB&B!!
たった一泊なのが本当にもったいないです。お湯はジンバブエでもそうだったけれど、若干黄色くにごってます。そんな気になるほどではないけれど。でもお湯の量も温度も丁度よく、快適快適!
明日に備えて早寝ですー!
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